きらきらさらら

☆日常の出来事を思ったままに☆

ショック・・・

何気ないいつもの朝を迎えたのに、お昼ごろ突然不訃報。
小学校からの同級生が亡くなったらしい。でも情報がめちゃめちゃで、第一報では亡くなったというし、他の人からの連絡では危ない状態だという。突然の出来事で、何がなんだかわからない。
体に力が入らない。手が震える。全身の血が凍ったような感覚に襲われる。あまりの突然の出来事で、私の思考回路は停止状態。
気がつくと近くの救急病院に行ってた私。でもそこには運ばれてなかった・・・・・


その後、仙台に住む友達を迎えに行き、同級生が集まっている場所へ合流。
なんとも言えない空気・・・・・


亡くなった事は本当だった。まるで悪夢のよう・・・・
彼は、子供のころからスポーツ万能、優秀で、背も高くビジュアルも素敵な人だった。まさに文武両道。
クールな人で、自分の弱い部分を見せたりすることはなかった。同級生で飲み会しても、酔っ払ってグタグタになったり、はめをはずしたりすることもなかった。いつもいつも素敵な彼だった。


彼は私の初恋の人だった。40目前の今更ながら懐かしい想い。この年になっても「元気にしてるかな?」「結婚したのかな?」って時折思ったりもしてた。最後に会って話したのはいつだったんだろう?
1ヶ月前に仕事をしているところを見かけてはいたんだけど、話は出来なかった。
10年前、同級生の飲み会の席で、私は彼とこんな会話をしたの。


「お前、また太ったんじゃない?」


「そーなのよ」


「少し痩せたら?」


「だよね。じゃあさぁ、痩せたらなんか買ってくれる?」


「なんで俺が?」


「いいじゃん友達なんだし、彼女でもいたら悪いけど、彼女いないんでしょ。ご褒美あると私がまじめにダイエットするんだよね」


「わかったよ。で、何が欲しいわけ?」


「じゃあ、セリーヌの財布が欲しいなぁ〜」


当時は一生懸命努力して、セリーヌの財布を買ってもらいました。そのときは本当に嬉しかった。
今の大切に持っている。


昨日の夜に集まった同級生。出てくる言葉は「なんで・・・・」
久しぶりに会った同級生達。こんな悲しい出来事で集まるなんて思ってもいなかった。来年は厄年の同級会なのに・・・


明日の夜、彼に会いに行く。


私は小学校4年生のときに東京から転校して来た時、初めて彼に会った。その時から抱いてた淡い恋心。
そのころから今までずーっと心の隅にあった純粋な想い。
きっと私は彼のことを忘れない。その純粋な想いは今までも、そしてこれからも変わることはないと思う。