きらきらさらら

☆日常の出来事を思ったままに☆

手につかない

なんだか何も手につかない・・・眠れないし、食欲もない。
同級生の死って、こんなに重いものだったんだ・・・・受け入れなくちゃいけない現実。受け入れられない、認められない現実。人生あと半分あったのに。。。。


土曜日の火葬の後、同級生がたくさん集まった。彼の訃報は同級生全員に知らせた。関東に住む友達からその時言われた一言。


「お前ら、近くにいて彼の変化に気がつかなかったのか・・・集まってなかったのか?」


そーなの。地元にいてまったく気がつかなかった。33歳の厄年同級会以来、地元の友達とも会う機会が少なくなっていた。20代のころは年に何回も集まってた・・・・それぞれ家庭ができ、生活環境も変わった。だからなかなか会うこともできなかった。
亡くなった彼も私も独り者。最近同級生が集まれば話は決まって子供の話、家庭の話。それは仕方がない事だってわかっている。でもなんとなく疎外感だった。
そのうち集まることもなくなってた。


彼が亡くなって、たくさんの同級生が集まった。まるで同級会のように・・・・・
彼がみんなを集めてくれたんだと思う。彼のためにたくさんの同級生が涙し、悲しみ・・・・
もしかしたら、彼は同級生と会いたかったのかな。こんな形で会うのは悲しいけれど、彼が集めてくれた彼との最後の同級会。


彼は本当に素敵な人だった。
こんなにたくさんの同級生に送られて、彼はきっと安らかだったのかもしれない。最後は本当に楽になったのかもしれない。