きらきらさらら

☆日常の出来事を思ったままに☆

気が抜けた

あっという間に1週間が過ぎた。5月23日から私の時間は止まったまま。
重すぎる同級生との突然の別れ。火葬もお葬式も終わった。なんだか気が抜けちゃって・・・・
なんにも手につかない。あんなに毎日行っていたカーブスにも行く気になれない。
私は、彼の分も生きていく。もう少し時間は掛かるけど、ちゃんと受け止めて生きていく。


昨日の夜、同級生が集まって偲ぶ会を開いた。
彼の分のお料理、飲み物もちゃんと用意して。まるでそこに座っているかのように、みんなも話しかける。なんにも答えない彼。姿の見えない彼。でも彼はそこにいたんだと思う。ちゃんと見ててくれたと思ってる。
思い出話に花が咲き、時折の涙・・・・集まった同級生、お酒の量はいつもより多い。


彼のお陰で集まれた同級生。昔から私たちは本当に仲が良くて、電話1本でたくさんの同級生が集まってくる。
でも、ここ数年集まることがなかった。
彼のおかげで、こうしてまたみんなが集まることができた。同じ苦しみ、同じ悲しみを持ち、共に乗り越えていくしかない同級生とのつながり、絆が強くなった気がする。
これ以上同級生を亡くすのは嫌だ!誰もが口を揃えて言う。
良くも、悪くも、かっこ悪くても、ありのままで付き合える同級生たち。鼻水垂らしてた子供のころから一緒の同級生達。それぞれの生活環境は違っても、集まればいつも一緒に遊んでたあの頃に逆戻り。


8月14日彼のお墓参りに行きながら、またみんなで集まることになった。
たった36名しかいない同級生。ありのままでいれる仲間たち。
私たちは、彼の分も生きること、そして次の世界でまた彼と会い同級会を開くことを誓い合った。
あまりにも突然の悲しすぎる出来事。私たちが乗り越えるにはまだ時間が掛かりそうだけど、同じ思いをし、同じ苦しみを背負う同級生がいることを私は忘れない。
私だけが悲しいのではない。みんなが苦しみ、悲しんでいる。そして同級生みんなが彼を慕い、大切に思っていることも忘れない。


今は会えないけど、くしゃくしゃのおばーちゃんになった頃、必ず会いに行くから・・・・それまで待っててね。
きっと、くしゃくしゃのおばーちゃんになった私や、くしゃくしゃのおじーちゃんになった同級生のことあなたはわからないかもしれない。でも必ず見つけるから。それまで一人でさびしいだろうけど我慢してね。


もし本当に生まれ変わりがあるのなら、私は生まれ変わった世界でも彼と、今の大切な同級生と同じの時代に生まれ変わりたい。そしてまた彼を含んだ同じ同級生になりたい・・・・・