痛ましい事故

昨日の午後2時過ぎに東京渋谷で起きた爆発事故。従業員3名が亡くなり、通行人にも怪我をした人が数名いたらしい。一瞬にして人の命を奪ってしまう事故は本当に痛ましい。
これこそ、さっきまで楽しくおしゃべりしていた人が、一生懸命お仕事していた人が、いなくなる。こんな悲しいことではないよね。

先月から、ずーっと考え続けている「生きること、生き続けること」またまた考えさせられちゃった。

夜のニュースで、株式会社ユニマットビューティーアンドスパ　宮田代表取締役社長の会見を見てたの。
彼女は若くて、綺麗な女性だった。　どうやら1967年生まれらしい。私と年齢が限りなく近い（汗）
こんなに綺麗な女性が社長なんだ・・・って思ってたのも束の間。
次の瞬間、ん？って感じ。

記者会見では泣き崩れてる社長の姿。もはや自分の感情を抑えきれないって感じだった。
「亡くなられたり、けがをされた社員や家族などに多大な被害とご迷惑をかけ、誠に申し訳ない」と泣きながら陳謝し、その後はうつむいて泣いている。

これが記者会見といえるのだろうか。これが事故を起こした会社社長の姿なのか・・・・・

見てるうちに腹が立ってきた。
泣きたい気持ちは、よくわかる。亡くなった人のことを考えると苦しいと思う。でもね、記者会見って、公の場であって、やらなければいけないことってあると思うのね。自分の感情を抑えられず、泣き崩れてた社長は、如何なものなんだろう。
あんな姿を見た遺族や関係者はどう感じるのだろう。

私は、ああいう姿を見るのは嫌だし、それが女性で若い社長だからこそ「なんなんだ、この人は」って思うの。
あの会見を見てた人は、少なからず「女性だからなぁ〜」とか「だから女性は駄目なんだ」って思ったかもしれない。私自身もそう感じたの。一言で言えば・・・・・

情けない！！みっともない！！

経営者たるもの、どんな事柄に対してもある程度の毅然とした対応は必要なんじゃないのかな。確かに昨日の事故は予測不可能で、突発的に起こってるのかもしれない。でもね、そんなときだからこそ、しっかりしなきゃ駄目なんじゃないのかな。
泣きたい気味落ちは、本当にわかる。でも社長が泣き崩れて記者会見に臨んでる姿を見た社員や関係者は、どう思うのだろうか。不安になるよね。

普段、立派なことを言ったりしてても、こういうときにきちんと対応できないなんて、同じ同年代の女性として情けない。「泣けばいいかと思って」って言われても仕方ないんじゃないかな。

突発的な出来事だからこそ経営者の手腕が求められ、対応の仕方ひとつで会社のイメージや信用の評価が変わると思うの。あんな情けない姿えお見せるために記者会見をしたのか理解不能。
今まで花よ蝶よと、社長、社長と、チヤホヤされてるだけの社長だったのか。もしかしたらその上にあぐらをかいてたんじゃないのかなって思う。

ああいう場で「女性」を全面に出すことはやめてもらいたい。
痛ましい事故が置き、死傷者が出た惨事だけでも大変なことなのに、このうえあんな姿で会見して、更に輪をかけた話題になったことは間違いないんじゃないのかな。

泣くのは誰でも出きる！！公の場で泣き崩れるのは、経営者としての対応としては最低！！

お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。